モーメントです。
「魔圧低下」。そのあまりにも唐突な気候変動は、夢世界にやっと築かれ始めた国々に滅びをもたらした。魔法文明の大黒柱として人々が用いていた魔法陣は完全に機能を止め、生命のバランスを崩した生物たちの、実に95%が死に絶えた
— なめくじ (@greenmoonslug) January 23, 2018
生き残った者たちは、かつて魔法陣に淘汰された別の魔法プロトコルを必死に探した。結果、機械の中で理想的な魔圧を作り出す「魔銃」が再発見された。人々は魔銃とその弾丸である魔法石の奪い合いに明け暮れた
— なめくじ (@greenmoonslug) January 23, 2018
他方、魔圧低下以前から存在した天空都市「カルクレイトル」では、天災前とほぼ変わらぬ生活が続いていた。かつての大賢者の名を冠するこの都市は、彼の作った高度なシステムによって支えられ、魔圧の低下にも耐えるだけの力を有していたのだ
— なめくじ (@greenmoonslug) January 23, 2018
だが、この都市にも災いは訪れる。街の一部が突然変形し、各地に不気味なクリスタルが出現し始めた。クリスタルは元々都市備わっていたものだったが、それが勝手に動き、都市を破壊し始めたのだ
— なめくじ (@greenmoonslug) January 23, 2018
都市システムの管理者ダイアルは、この異常事態を解決するため、地上に住む大賢者カルクレイトルのもとへ部下を派遣することを決めた。その中には、両親を失った少年・トポロもいた
— なめくじ (@greenmoonslug) January 23, 2018
大賢者はすぐに見つかると言い聞かせながら部下達を地上へ送り込むダイアル。だが乱世の荒野に放り込まれた部下たちは、都市に連絡を返す間も無く死んでいく。唯一生き残ったトポロは、変わり果てた地上を当てもなく彷徨う。果たして彼は、無事に大賢者を都市に連れ帰る事ができるのか?
— なめくじ (@greenmoonslug) January 23, 2018
大賢者はすぐに見つかると言い聞かせながら部下達を地上へ送り込むダイアル。だが乱世の荒野に放り込まれた部下たちは、都市に連絡を返す間も無く死んでいく。唯一生き残ったトポロは、変わり果てた地上を当てもなく彷徨う。果たして彼は、無事に大賢者を都市に連れ帰る事ができるのか?
— なめくじ (@greenmoonslug) January 23, 2018